任意売却ネット…

不動産の任意売却は任意売買とも言われているものであり、その意味は同じものです。これは住宅ローン等の融資を受けて住宅を購入したにもかかわらずそのローンの支払いができなくなった時に行うもので、融資を受けた銀行との金融機関との合意に基づいて家を売却する手続きをとることを指します。
住宅等の不動産を購入する場合、多くの人がローンを組んで長年にわたって少しづつ返済を行うこととなりますが中には離婚や収入の減少、リストラや病気などの理由でこのローンを支払うことができなくなってしまうことがあるのです。どう対処をしていいのかわからずにそのまま放置をしてしまう人もいますが、滞納をするとどんどん状況が悪化してしまいます。所有する不動産に差し押さえが入ったり裁判所から通知が届くばかりか、連帯保証人にまで迷惑をかけることもあるのです。そうならないために、任意売却をすることが大切なのです。
この方法を選択することで、その家の所有者はもちろんのこと債権者である銀行や保証会社といった金融機関にもメリットがあります。短期間で少しでも高く売ることができれば住宅ローンの未払いの借入金の残高である残債、あるいは残債務といったものが減ることになるのです。そして債権者の回収率も、アップすることとなります。
そして滞納をしたことによって裁判所から差し押さえとなってしまった分の税金等の清算ができる場合もあり、新しい生活を始める為の費用を得ることができるのです。